内容
農畜産業への担い手不足や高齢化、労働負荷などの課題を解決すべく、近年ではICT、IoT、AIを活用した「スマート畜産」の技術が研究・開発されています。本書では、これらの技術を養豚現場で生かす「スマート養豚」について、その概要や研究・開発中の技術、国内外における導入事例を解説します。目次
【Chapter1 スマート畜産と養豚への活用】■スマート畜産の現況と課題
池口 厚男(宇都宮大学)
■スマート養豚の実態調査
山田 哲郎((一社)全日本畜産経営者協会)
■農場内外のインターネット整備
横濱 拓哉(株式会社ポータス)
■スマート養豚の活用と導入方法
松原 英治((公社)国際農林業協働協会)
【Chapter2 最新! スマート畜産研究事例集】
■データ活用型スマート養豚とICタグの可能性
小澤 真(鹿児島大学)
■IoTデータの活用を通じた持続可能な養豚繁殖モデルの構築
瀧下 梨英((独)家畜改良センター)
橋谷田 豊(石川県立大学)
■カメラによる豚の体重推定とソーティングシステム
川末 紀功仁(宮崎大学)
■飼養環境の見える化と健康状態の遠隔把握
川畑 直樹(東日本電信電話株式会社 神奈川事業部)
■音で検出! 疾病対策へのAI活用
高井 茉佑子、高須賀 健人(Hmcomm株式会社)
■豚舎を楽に、きれいに! 国産豚舎洗浄ロボットの開発
竹尾 駿(千葉県)
【Chapter3 国内外のスマート養豚導入事例】
■農場にICT・IoTを導入して豚と向き合う時間を確保する
■養豚生産におけるこれからのオンラインツール
■ヨーロッパのスマート養豚
水上 仁(合同会社アクアップ)
■中国のビル養豚システムの由来と現状
郎 劍威(ミツハナ株式会社)
【付録】
■スマート養豚 用語・略語集
監修:池口 厚男(宇都宮大学)
■PRODUCT GUIDE(スマート養豚×資材ガイド)
編集:『養豚界』編集部
A4判 90頁
2021年8月発行
定価:本体2,800円(税別)
A4判 90頁
2021年8月発行
定価:本体2,800円(税別)
養豚界臨時増刊号