内容
飼料費は、肥育豚生産費の半分以上を占めているため、経営に直結するといっても過言ではありません。本書では、飼料の無駄やコスト削減に役立つ情報を基礎から実践、応用まで網羅。養豚業に従事する方が飼料の知識を深める入門書となる一冊です。目次
第1章 飼料と栄養の基本を学ぶ■飼料の基本
大井 宗孝((有)豊浦獣医科クリニック)
■豚の消化と吸収
高田 良三(新潟大学)
■豚が必要とする栄養素とエネルギー
野口 剛(JA全農 飼料畜産中央研究所)
■ビタミン・ミネラルの役割と注意点
吉村 修(日清丸紅飼料株式会社 総合研究所)
第2章 飼料原料を知る
■トウモロコシとグレインソルガム
米持 千里(アメリカ穀物協会)
■大豆ミールの栄養成分と品質
橋澤 義憲(アメリカ大豆輸出協会)
■菜種ミールの生産と飼料への利用
齋藤 三四郎((株)J-オイルミルズ)
■飼料米の利活用に向けた現状と課題
吉田 宣夫((一社)日本草地畜産種子協会)
■飼料米の給与技術
田島 清(農研機構 畜産研究部門)
■エコフィードの活用に当たって
佐伯 真魚(日本大学)
■エコフィードの使い方
高橋 慶((有)環境テクシス)
■飼料と肉質の関係
入江 正和(近畿大学)
第3章 給餌のポイントを確認する
■種豚の飼料設計と給餌のポイント
武田 浩輝((有)アークベテリナリーサービス)
■無駄をなくす肉豚の給餌管理ポイント
水上 佳大((有)あかばね動物クリニック)
■「病態栄養」という考え方
栄養と疾病との関係について
塚原 隆充((株)栄養・病理学研究所、京都府立大学大学院)
■飼料の加工と粒度
飼料要求率に与える影響
高橋 克明(日本農産工業(株) 畜産技術センター)
第4章 飼料にこだわる農場事例
■自家配合が飼料の知識を深めるきっかけに
■バイプロを活用しておいしい豚肉をつくる
■バラツキのない肉豚出荷へのこだわり
編集:『養豚界』編集部
A4判 92頁
2016年7月発行
定価:本体2,800円(税別)
A4判 92頁
2016年7月発行
定価:本体2,800円(税別)
養豚界臨時増刊号