内容
乳牛の管理が個体単位から群単位へと変わりつつあり、なかでも子牛の群管理はその後の発育や生産性に影響を及ぼすことから重要である。本書では日本における子牛の群管理のための基礎知識、飼養管理、疾病について幅広く解説する。獣医師はもちろん、酪農家、畜産アドバイザーなど日本の乳牛に関わる全ての人に役立つ一冊。目次
第1章 子牛育成の基礎知識1-1 子牛の健康問題解決へのアプローチ 及川 伸
1-2 子牛・育成牛における成長・発達と栄養との関連 大坂郁夫
1-3 子牛の行動 森田 茂
1-4 子牛用飼料の特徴 村上 求
1-5 子牛の育成牛舎 杉野利久
1-6 哺育・育成牛の換気~自然換気と強制換気~ 堂腰 顕
第2章 健康な子牛育成のための哺育、離乳、育成期の飼養管理
2-1 乳牛における初乳管理 福森理加
2-2 分娩移行期の管理と子牛の哺育管理 杉野利久
2-3 離乳移行期の栄養管理 大場真人
2-4 群管理における哺乳期の早期離乳法 大坂郁夫
2-5 育成期の栄養管理1:舎飼い 中辻浩喜
2-6 育成期の栄養管理2:放牧育成 須藤賢司
2-7 分娩時の管理について~事故死予防の重要性~ 茅先秀司
第3章 子牛の疾病コントロール
3-1 子牛の下痢対策 小岩政照
3-2 子牛のマイコプラズマ感染症 樋口豪紀
3-3 子牛・育成牛の呼吸器病対策 加藤敏英
3-4 子牛・育成牛の寄生虫対策 高橋俊彦
3-5 子牛の免疫とワクチン 大塚浩通
3-6 子牛の疾病と消毒(主要な消毒薬と特徴一覧) 西 英機
監修:及川 伸
編集:『臨床獣医』編集部
A4判 126頁
2021年6月発行
定価:本体4,200円(税別)
編集:『臨床獣医』編集部
A4判 126頁
2021年6月発行
定価:本体4,200円(税別)
臨床獣医 2021年臨時増刊号