内容

知りたい情報がすぐにわかる！
日常診療で確認したい重要項目だけをまとめた一冊。

【本書のポイント】
1．日常診療で確認したい重要情報をたっぷり収録。
疾患の評価法やグレード分類など、臨床獣医師が必要とする全132の重要コンテンツを掲載。

2．豊富な図表・イラストで知りたい情報がすぐにわかる。
イラストや図を用いてコンパクトに解説することで、ひと目で必要な情報を確認でき、経験の浅い獣医師でも理解しやすい。

3．日常診療に役立つ充実の薬用量リストを掲載。
犬・猫の臨床においてよく使われる薬剤について、分野別に適応と薬用量を紹介。幅広い領域の薬をカバー。

目次

Chapter1　全身の評価
1.脱水の評価
2.可視粘膜色・CRT
3.体重減少
4.BCS（犬）
5.BCS（猫）
6.MCS（犬）
7.MCS（猫）
8.エネルギー必要量
9.ASA-PS 分類

Chapter2　救急
1.ショック
2.ショックの分類
3.外傷患者のトリアージスコア
4.意識状態
5.MGCS（昏睡評価スケール）
6.FAST
7.熱中症
8.低酸素血症
9.チアノーゼ
10.酸素療法

Chapter3　呼吸器
1.くしゃみや鼻汁
2.鼻出血
3.咳
4.短頭種気道症候群の重症度
5.短頭種気道症候群手術リスク予測

Chapter4　循環器
1.心雑音
2.犬のMMVD臨床ステージ
3.犬のMMVD心エコー重症度スコア
4.猫の心筋症臨床ステージ
5.高血圧症
6.高血圧症の診断と治療

Chapter5　消化器
1.Purina糞便スコアリングチャート
2.下痢
3.下痢の原因
4.小腸性下痢と大腸性下痢
5.犬の急性下痢スコア
6.犬の慢性腸疾患の臨床スコア（CCECAI）
7.猫の慢性腸疾患の臨床スコア（FCEAI）
8.急性出血性下痢症候群（AHDS）
9.吐く
10.吐出
11.嘔吐
12.黄疸

Chapter6　腎泌尿器
1.急性腎障害（AKI）と慢性腎臓病（CKD）の鑑別
2.急性腎障害（AKI）
3.急性腎障害（AKI）の原因
4.慢性腎臓病（CKD）
5.多飲多尿
6.再発性／難治性の尿路感染症
7.赤色尿
8.血尿
9.血尿の鑑別診断
10.尿が出ない
11.蓄尿のある「尿が出ない」
12.蓄尿のない「尿が出ない」
13.尿失禁

Chapter7　繁殖
1.犬の発情周期
2.妊娠と分娩
3.犬の妊娠のX 線検査
4.猫の妊娠のX 線検査
5.難産
6.難産の対応
7.死産／流産／新生子死亡①
8.死産／流産／新生子死亡②

Chapter8　整形
1.跛行
2.膝蓋骨脱臼のグレード

Chapter9　神経
1.てんかんに関連する言葉の定義
2.反応性発作
3.てんかん重積
4.てんかん重積の段階と合併症
5.犬のてんかん重積の薬物療法
6.神経学的検査
7.脊髄障害の重症度
8.脊椎と脊髄
9.肢の神経分布
10.肢の独立知覚帯
11.犬の認知機能障害スケール

Chapter10　口腔
1.開口障害（口が開かない）
2.閉口障害（口が閉じない）
3.歯列
4.歯の萌出時期

Chapter11　眼
1.眼が赤い
2.眼が黒い
3.眼が白い
4.眼が出ている
5.眼が見えない
6.白内障
7.ぶどう膜炎
8.ホルネル症候群

Chapter12　皮膚
1.皮疹
2.痒みの評価
3.皮膚の痒み
4.犬アトピー性皮膚炎
5.外耳炎のPSPP分類

Chapter13　血液
1.貧血
2.犬の免疫介在性溶血性貧血のスコア
3.出血傾向
4.出血徴候のスコアリング
5.血液製剤
6.輸血の実施
7.輸血の適合性評価
8.血液型
9.クロスマッチ
10.輸血の副作用

Chapter14　腫瘍
1.体表のリンパ流域
2.体表面積換算
3.リンパ腫の臨床ステージ分類
4.固形腫瘍の治療効果判定
5.がん薬物療法後の有害事象
6.がん薬物療法後の有害事象（アレルギー）
7.がん薬物療法後の有害事象（全身状態）
8.がん薬物療法後の有害事象（血液・骨髄）
9.がん薬物療法後の有害事象（消化器）
10.がん薬物療法後の有害事象（肝胆）
11.がん薬物療法後の有害事象（膵臓）
12.がん薬物療法後の有害事象（腎臓）

Chapter15　薬理
1.抗菌薬
2.抗真菌薬
3.ステロイド薬
4.免疫調整の薬
5.消炎鎮痛の薬
6.鎮痛薬
7.循環器の薬
8.呼吸器の薬
9.消化器の薬
10.食欲増進の薬
11.肝胆膵の薬
12.内分泌・代謝の薬
13.血液凝固の薬
14.抗てんかん薬
15.精神系の薬
16.皮膚の薬
17.局所麻酔薬