内容
自分で空を見上げて、天気を予想してみよう!実際にあった天気の写真を掲載し、雲のでき方、風の流れ、光の様子、季節の特色などから、予想される天気の変化について解説。今目の前に広がる空と本書を照らし合わせることで、今後の天気を予想することができる。
・雲から天気を予想する
高さや風によって姿を変える雲から知る44種の空
・光から天気を予想する
美しい光の変化からわかる19種の空
・風から天気を予想する
風の流れで表情を変える13種の空
・季節から天気を予想する
季節の特徴的な現象から読める13種の空
目次
第1章 雲から天気を予想するすじ雲がたくさん並ぶとだんだん雨に(巻雲)
うろこ雲が空に広がるとだんだん雨に(巻積雲)
うす雲が空に広がるとだんだん雨に(巻層雲)
ひつじ雲が他の雲と一緒だと雨が近い(高積雲)
おぼろ雲で太陽がぼんやりすると雨が近い(高層雲)
あま雲が垂れ下がって雨が降る(乱層雲)
うね雲が灰色に伸びて曇り(層積雲)
きり雲が下りて増えると霧雨、上がると晴れに(層雲)
わた雲が群れて流れると晴れかだんだん雨に(積雲)
にゅうどう雲が膨らむと強い雨と風(積雲、積乱雲)
かなとこ雲が高い空に広がると雷雨と風(積乱雲)
ちぎれ雲が晴れた空を流れて晴れ続く
きり雲が流れて上がると晴れていく
すじ雲がもやもやしていたら晴れ続く
うろこ雲が少しだけあったら晴れ続く
ひつじ雲のすき間が青空だと晴れ続く
うね雲が朝に雲海になっていたらだんだん晴れる
霧が朝に漂っていたら晴れていく
わた雲が昼にぽつんとあったら晴れ続く
わた雲が平たいときは晴れ続く
かなとこ雲は上が残って晴れていく
ロケット雲が消えると晴れ続く
つるし雲は台風去って晴れていく
滝雲が朝に流れて下ると晴れていく
笠雲だけだと晴れていく
飛行機雲が消えていくと晴れ続く
すじ雲が交差していると台風接近かも
レンズ雲がたくさん集まると雨や風に
上下の雲の動く向きが違うとだんだん雨に
黒い雲で空が暗くなると雷雨と風
笠雲が幾重にもなると雨や風
つるし雲が山の横で大きくなるとだんだん雨に
旗雲が山からなびいたら雨と風
雲が山を隠していったら雨に
低い雲が夜に明るく見えたら雨近い
乳房雲が広がったら大雨に
頭巾雲がにゅうどう雲にできたら雷雨と風
波状雲(さば雲)が広がったらだんだん雨に
飛行機雲がずっと残るとだんだん雨に
雲から地面へのすじはにわか雨
雲からのもやもやのすじは降る雪
ジェット気流の雲が伸びるとだんだん雨に
笠雲とつるし雲が一緒だと雨近い
笠雲と他の雲が一緒だとだんだん雨に
第2章 光から天気を予想する
青い空が澄んでいると晴れ続く
朝夕の薄明がきれいだと晴れ続く
夕焼け雲が明るく美しいと晴れていく
夕焼け雲が濁っていると曇りか雨
雲が夕焼けにならないとだんだん雨に
朝焼け雲が黄色いと晴れる
朝焼け雲が濃いだいだい色だと雨が近い
朝に虹が見えたらすぐ雨に
夕方に虹が見えたら晴れていく
丸い日暈に低い雲でだんだん雨に
サンピラーの場所では雪が舞っている
幻日が並んで見えるとだんだん雨に
環天頂アークが出るとだんだん雨に
上方への蜃気楼が見えるとだんだん雨に
下方への蜃気楼は寒い日にでき晴れ続く
朝露が付いていたら晴れ続く
赤い月の出が見えたら晴れ続く
光芒が広がったら曇りか雨に
雲の影が朝夕に伸びたら遠くに積乱雲
第3章 風から天気を予想する
季節風が吹いているときは山で天気分かれる
南風が強く吹くとだんだん雨に
東風が冷たく吹くと曇りか雨
西風が山を越えてくると乾いた晴れ
南風で低い雲と高い雲は強い雨に
湿った風が山を上ると雲が湧いて雨
風が山の上と下で違うとだんだん雨に
低い星がよくまたたくと冷えて晴れか霧
高い星がよくまたたくとだんだん雨に
雷の光と音が近いと雷雨と風
海のうねりは台風などからでだんだん雨や風に
漏斗雲が地面に下りたら竜巻
土ぼこりが広がると晴れて風強い
第4章 季節から天気を予想する
春:地面が暖まり雲湧きやすい
夏:湿った南風で雷雨も
秋:天気の変化と澄んだ晴れ
冬:日本海側と太平洋側で違う天気
台風:すじ雲と灰色のにゅうどう雲
温暖前線:雲が増えてしとしと雨
寒冷前線:積乱雲が並びにわか雨
豪雨:積乱雲が次々湧く?
ゲリラ雷雨:大都市で急に発達する積乱雲
花粉:晴れた日の光環は花粉
PM2.5:都会の空がかすむPM2.5
黄砂:空が黄色くなる
火山噴火:火山灰で空が灰色に
Column
富士山と観天望気/天気の移り変わり/飛行機から見た雲
著:武田 康男
B6判 208頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-380-3
2019年8月発行
定価:本体1,600円(税別)
B6判 208頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-380-3
2019年8月発行
定価:本体1,600円(税別)