内容
輸液療法に関する理論と臨床例という現実の狭間で悩み続けている第一線の産業動物獣医師にとって、知識の整理をするのに格好の書。腎臓の生理学および酸‐塩基の調整機序のほか、現場への応用として子牛と成牛に対する輸液療法の根拠と方法を解説。さらに高カロリー輸液および輸血療法といった特別な輸液療法を紹介。これまでにない新鮮な切り口の解説で、輸液療法に対する理解を楽しく深めることができる。目次
1.反芻動物における電解質と酸‐塩基平衡の腎臓での調節2.下痢子牛の代謝性アシドーシス治療におけるアルカリ化剤の重要性
3.強イオン較差-イントロダクション
4.反芻動物と豚の新生子の経口輸液療法
5.特殊なムコ多糖類による輸液療法-下痢をコントロールするための新しいアプローチ
6.子牛の静脈内輸液療法
7.子牛の輸液療法に関する臨床医の見解
8.成牛の輸液療法
9.子牛の径静脈栄養の応用
10 .血液と血液製剤の利用
●付表1 経口用電解質補充液
●付表2 非経口用電解質補充液
●索引
著:A.J.Roussel,Jr
訳:竹村 直行
B5判 143頁
ISBN978-4-88500-415-5
1998年10月発行
定価:本体5,800円(税別)
訳:竹村 直行
B5判 143頁
ISBN978-4-88500-415-5
1998年10月発行
定価:本体5,800円(税別)