CAP 2024年6月号

    価格: ¥3,080 (本体 ¥2,800)
    数量:

    返品についての詳細はこちら

    twitter

    特集

    Feature Article!
    ここまで来た! 猫伝染性腹膜炎治療の最前線

    猫伝染性腹膜炎(FIP)は、かつては非常に致死率の高い疾患でしたが、近年新たな抗ウイルス薬の登場に伴い、寛解する症例も多くみられるようになりました。その一方で、集団発生や抗ウイルス薬による影響、耐性ウイルス出現などの問題も懸念されています。本特集では石田卓夫先生に監修していただき、FIPの病態、検査、診断について整理するとともに、レムデシビル・GS-441524およびモルヌピラビルを用いた治療について紹介していただきました。また、今回の内容を踏まえ、石田先生にFIP診療における要点や注意点についてお話を伺いました。



    ▽猫伝染性腹膜炎(FIP)の病態
    石田卓夫

    ▽症例から学ぶFIP の診断
    土岐朋義、高野友美

    ▽FIP の治療1 ~レムデシビル・GS-441524を用いた治療~
    小林裕季

    ▽FIPの治療2 ~モルヌピラビルを用いた治療~
    佐瀬興洋

    ▽総括 ~FIP診療の未来展望~
    石田卓夫


    ■やさしく学べる 血液疾患診療教室 New!
    第1回 「貧血の鑑別と診断アプローチ」
    古澤 悠、監修:富安博隆

    ■眼科診療がよく分かる・得意になる!
    第24回 「網膜と視神経の解剖・機能と疾患」
    平島 享、監修:余戸拓也

    ■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
    第13回 「輸血」
    中村知尋、監修:森田 肇

    ■病理診断とエビデンスによる腫瘍の治療戦略
    第8回 「軟部組織肉腫」
    古川敬之、根尾櫻子、二瓶和美、監修:近藤広孝

    ■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法[第75回]
    第75回 「小腸に肥厚している部位があります」
    岡 佑樹、吉川竜太郎

    ■心をつかむ 医療コミュニケーション
    第6回 「質問する技術」
    伊藤優真

    ■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
    No.41 「若齢犬の脊髄障害で椎間板ヘルニアが原因であることは少ない」
    石川勇一

    ■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
    第16回 「外用薬の塗布」
    清水 芽、監修:石川勇一

    ■獣医師&動物病院のための 法律相談所
    第22回(最終回) 「引退・事業承継 ~引退するとき、 どうすればいい?~」
    鈴木智洋

    年間購読をご希望の方はこちらからお申込みください。

    ページトップへ