特集
Feature Article!猫の肥満細胞腫
猫の肥満細胞腫は、皮膚に発生する「皮膚肥満細胞腫」と脾臓や消化管に発生する「内臓型肥満細胞腫」に大きく分類されます。犬の肥満細胞腫は皮膚での発生が多い一方で内臓型はきわめてまれですが、猫では脾臓疾患の中で肥満細胞腫が最も多いなど異なる点も多く、病態や治療選択肢の違いについて理解しておくことが重要になります。本特集では犬の肥満細胞腫とは異なる猫特有のポイントに着目しながら、猫の皮膚肥満細胞腫と内臓型肥満細胞腫のそれぞれにおける徴候、検査所見、治療法などについて解説していただきました。
▽皮膚肥満細胞腫
大参亜紀
▽内臓型肥満細胞腫
原田 慶
■眼科診療がよく分かる・得意になる!
第5回 「角膜潰瘍の外科的治療2」
福島 潮、監修:余戸拓也
■理解を深める 内分泌疾患の基礎と臨床
第6回 「犬の甲状腺腫瘍への外科的アプローチ」
古川敬之
■一次診療現場で押さえておきたい! 外科手術
第9回 「耳の腫瘤切除」
伊東輝夫
■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第63回 「口が白くてぐったりしてて…原因はなに?」
森田 肇
■この症例 あなたならどうする?
第9回 「鼻出血や慢性鼻炎症状を呈する犬」
石川雄大
■X線読影 プロフェッショナルの思考回路
第18回 「Case12:四肢X線2」
坂大智洋、監修:中山智宏
■ウサギ診療 これだけは!
第11回 「神経疾患」
成毛淳人
■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.20 「犬の好酸球増加症の原因は様々だが腫瘍と胃腸疾患の割合が高い」
石川勇一
■獣医師&動物病院のための 法律相談所
第3回 「動物看護師って何ができるの?3 ~愛玩動物看護師の労務管理どうしよう?~」
鈴木智洋
■Close Up!
「甲状腺機能低下症を主訴とする脱毛に対する還元型コエンザイムQ10の影響」
山崎 聡、細川聖矢、岩田博昭、阪本浩和、澤下仁子、細江和典
■Close Up!
「エキゾチックアニマルを対象としたセラメクチンおよびサロラネル配合滴下式駆虫薬の有効性および安全性について ~小型エキゾチックアニマルに対して~」
藤原秀将、藤本千恵、早坂惇郎、和田治弥、星田裕子、小野 啓、霍野晋吉
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