内容
牛の繁殖生理に関わるホルモンについて、知っておきたい基礎知識から実践的な技術まで詳細に解説。
繁殖生理に関わるホルモンの基本的な生理的意義を説明するとともに、具体的なホルモン製剤の使用方法・注意点、さらには繁殖障害への処置方法も解説。繁殖診療に悩む獣医師や、より力を入れて取り組みたい獣医師にとって役立つ内容が満載。産業動物獣医学雑誌『臨床獣医』の好評連載「ホルモンから押さえる牛の繁殖」(2022年12月号~ 2024年5月号)に新規原稿を追加して書籍化。
【本書の特長】
●繁殖生理に関わるホルモンを詳細に解説。
ホルモンひとつひとつを詳細に解説することで、発情周期のホルモン動態がわかりやすい。ホルモン製剤の使用方法・注意点なども解説。
●繁殖検診の基本と進め方を整理。
繁殖検診について、進め方・直腸検査・超音波検査を紹介。
●発情同期化、排卵同期化の処置の特徴、メリット、デメリットをわかりやすく解説。
●フローチャートを掲載し、実践的に繁殖障害を学べる。
目次
序章 ホルモンとは? 繁殖生理に関わるホルモンとは?第1章 繁殖生理に関わるホルモン
1-1 キスぺプチンとKNDy ニューロン
1-2 性腺刺激ホルモン放出ホルモンと性腺刺激ホルモン(FSH,LH)
1-3 プロラクチンとオキシトシン
1-4 インヒビンと抗ミューラー管ホルモン(AMH)
1-5 エストロジェンとアンドロジェン
1-6 プロジェステロン
1-7 エストラジオールとプロジェステロン
1-8 プロスタグランジンF2α
1-9 ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとウマ絨毛性性腺刺激ホルモン
第2章 発情周期
2-1 発情周期とホルモン動態
2-2 発情周期中の発情徴候
第3章 繁殖検診
3-1 繁殖検診の進め方
3-2 直腸検査の手技について
3-3 超音波検査による繁殖検診
第4章 発情同期化・排卵同期化
4-1 発情同期化
4-2 排卵同期化
第5章 フローチャートでみる繁殖障害
著:三浦 亮太朗
B5判 164頁
ISBN978-4-86811-013-2
2024年12月発行
定価:本体8,300円(税別)
B5判 164頁
ISBN978-4-86811-013-2
2024年12月発行
定価:本体8,300円(税別)