内容
動物病院の眼科診療レベルをワンランク上のステージへ導く臨床家必携の一冊!日常診療で遭遇頻度が高い眼科疾患を中心に
病態から治療法まで徹底解説。
<本書のポイント>
1.代表的な眼科疾患を取り上げ331症例掲載
1000点以上の写真・イラストを用いてわかりやすく解説
獣医学雑誌『CAP』2013年8月号から2015年8月号まで2年間にわたり連載された「“眼科疾患”正しい評価と治療法をマスターする!」を加筆・修正するとともに新規原稿を追加し書籍化。連載時より写真・イラストを見やすくレイアウトし直すとともに、オブジェクトやシェーマを多用し、より理解しやすいよう再編集。
2.『CAP』連載時から情報をアップデートし新規項目を追加収録
書籍化に伴い『CAP』に掲載されたものについては加筆・修正。さらに新規原稿を約100頁追加し、より充実。
3.スペシャリスト12名による執筆
第一線で活躍するスペシャリスト12名による最新の知識を集約。
尾崎清和(摂南大学)
小野 啓(パル動物病院)
久保 明(どうぶつ眼科 VECS)
小林由佳子(ありす動物眼科クリニック)
小林義崇(アニマルアイケア・東京動物眼科醫院)
小山博美(ネオベッツVR センター)
佐野洋樹(Massey University)
辻田裕規(どうぶつ眼科専門クリニック)
寺門邦彦(麻布大学附属動物病院)
長谷川大輔(日本獣医生命科学大学)
藤井裕介(アセンズ動物病院 眼科)
余戸拓也(日本獣医生命科学大学)
※50音順
4.便利な資料を多数収録して診療に活かせる情報が充実
「図解:眼の解剖と病気」「眼検査シート」「眼科薬一覧」「検査および基本的な外科器具」など便利な資料を多数掲載。インフォームツールとしても活用でき、眼科診療をサポート。
目次
Introduction図解:眼の解剖と病気
Chapter 1 眼検査
前眼部および後眼部の検査
Chapter 2 角膜と強膜の疾患
2-1 角膜の解剖・機能と角膜潰瘍
2-2 角膜潰瘍以外の炎症性角膜疾患
2-3 角膜が白濁する非炎症性角膜疾患
2-4 角膜の腫瘤・腫瘍および血腫
2-5 強膜炎
2-6 猫ヘルペスウイルスに関連する角膜の疾患
Chapter 3 眼球付属器の疾患(瞬膜、涙器、眼瞼)
3-1 瞬膜の疾患
3-2 涙器および結膜の疾患
3-3 眼瞼の疾患
Chapter 4 眼窩および眼球の疾患
眼球の位置およびサイズの異常
Chapter 5 水晶体と硝子体の疾患
5-1 水晶体と硝子体の解剖・機能と白内障以外の疾患
5-2 白内障の総論、検査と判断、内科療法
5-3 白内手術の症例選択
5-4 白内障手術
5-5 白内障手術の合併症と術後管理
Chapter 6 ぶどう膜の疾患
6-1 ぶどう膜の解剖・機能とぶどう膜炎
6-2 ぶどう膜炎以外のぶどう膜の疾患
Chapter 7 眼底と視神経、網膜の疾患
7-1 網膜と視神経の解剖・機能と後天性疾患
7-2 遺伝性眼疾患―網膜と視神経の先天性疾患―
7-3 遺伝性眼疾患―遺伝性網膜変性症―
7-4 遺伝性眼疾患における遺伝子検査―遺伝性網膜変性症を中心に―
Chapter 8 眼圧と緑内障
8-1 緑内障の総論ならびに初期治療
8-2 視覚がある緑内障眼に対する治療
8-3 視覚喪失に至った緑内障眼に対する治療
Chapter 9 腫瘍
9-1 犬と猫の眼の腫瘍―臨床的診断から治療まで―
9-2 検体の取り扱いおよび病理組織診断
Chapter 10 眼科領域における神経学の知識
神経学的検査と眼徴候の出る神経疾患
Chapter 11 猫の眼疾患
猫の眼検査とよく見られる眼疾患
Chapter 12 ウサギの眼疾患
ウサギの眼検査と覚えておくべき眼疾患
Chapter 13 救急処置を要する眼疾患
眼球突出・脱出の鑑別と治療
Chapter 14 眼科領域における麻酔学の知識
麻酔薬およびと麻酔テクニック
Appendix
眼検査シート、眼科薬一覧、
検査および基本的な外科器具
監修:余戸 拓也
A4判 434頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-265-3
2016年6月発行
定価:本体16,000円(税別)
A4判 434頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-265-3
2016年6月発行
定価:本体16,000円(税別)
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