内容
臨床現場で遭遇することの多い疾患のCT、MRI所見について700以上の症例と3000点以上の画像とともに詳細に解説した画像診断アトラスの決定版!臨床現場で遭遇することの多い疾患のCTおよびMRI所見を詳細に解説。良質かつ豊富なCT、MRI画像に加え、X線、超音波、内視鏡によって得られた画像や肉眼所見を紹介することで、画像所見と病理所見がどのように対応しているのかを理解する手助けができるよう構成されている。付随するテキストでは、特に診断に役立つ所見を中心に、各疾患の画像所見を詳述。また、診断の精度を高めるため、疾患の発症機序や画像診断以外に必要な検査と治療法についても触れている。伴侶動物の画像診断、内科、外科の専門家だけでなく、CTやMRI検査を勧めることの多い開業医も活用できる一冊。
【本書のポイント】
1.テキストページでは、代表的な疾患について、発症機序、選択すべきモダリティ、診断に役立つ特徴的な画像所見について詳述
2.アトラスページでは、確定診断のついた実際の症例のCT、MRI画像を用い、注目すべき所見を解説
3.剖検時に得られた実際の臓器の写真や内視鏡により得られた画像も併記しているため、CT、MRIで得られた所見の理解が深まる
目次
Section 1 頭部および頚部1.1 鼻腔および副鼻腔
1.2 耳
1.3 顎関節
1.4 頭蓋骨
1.5 眼窩
1.6 眼球
1.7 唾液腺
1.8 リンパ節
1.9 口腔
1.10 咽頭,喉頭および頚部
1.11 甲状腺および上皮小体
Section 2 脳
2.1 脳室系および水頭症
2.2 脳浮腫
2.3 発生障害
2.4 外傷,出血および血管障害
2.5 代謝性,中毒性および変性性疾患
2.6 非感染性炎症性疾患
2.7 感染性炎症性疾患
2.8 腫瘍
2.9 トルコ鞍および傍鞍部
2.10 脳神経
Section 3 脊柱および脊髄
3.1 発生障害
3.2 外傷および血管障害
3.3 炎症性疾患
3.4 腫瘍
3.5 椎間板疾患およびその他の変性性疾患
3.6 腕神経叢および腰仙骨神経叢
Section 4 胸部
4.1 胸壁および横隔膜
4.2 胸膜腔
4.3 縦隔および食道
4.4 心臓,肺血管および大血管
4.5 気道
4.6 小気道および肺実質
Section 5 腹部
5.1 腹壁,後腹膜腔および腹腔
5.2 肝血管疾患
5.3 肝胆道系疾患
5.4 消化管
5.5 膵臓
5.6 副腎
5.7 脾臓
5.8 泌尿器系
5.9 生殖器系
Section 6 筋骨格系
6.1 発育障害および代謝性疾患
6.2 外傷
6.3 炎症性疾患
6.4 腫瘍
6.5 変性性疾患
監訳:長谷川 大輔
著:Erik R.Wisner、Allison L.Zwingenberger
A4判 704頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-286-8
2016年11月発行
定価:本体30,000円(税別)
著:Erik R.Wisner、Allison L.Zwingenberger
A4判 704頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-286-8
2016年11月発行
定価:本体30,000円(税別)