内容
「臨床解剖学」の新章を追加した待望の改訂版!産業動物獣医師、獣医学生、畜産家など、牛に携わるすべての人の指針となる“牛の解剖学書”の世界的スタンダード。
[本書のポイント]
●多くの臨床画像を用い、局所麻酔法、超音波画像診断法、牛の生殖器奇形、直腸検査法などをわかりやすく解説。
●微細で色鮮やかな解剖図と明瞭簡潔な説明により、局所解剖学的に各構造物の位置や機能的関連を、効率よく習得できる。
●筋学、リンパ系、末梢神経を、項目毎に一覧表で解説。個々の機能や神経支配、臨床上の留意点の理解が深まる。
目次
まえがき日本語増補改訂第2版への序文
本書利用時の留意点
局所解剖学
第1章 前肢
1-1 前肢の骨格
1-2 肩,上腕,および前腕の筋と神経
1-3 前肢の皮神経,血管,およびリンパ節
1-4 前肢端(手)の動脈,静脈,および神経
1-5 前肢端(手)の指間の神経と血管,骨間筋,および筋膜
1-6 前肢の滑膜性関節の構造
第2章 後肢
2-1 後肢の骨格
2-2 大腿外側および下腿頭側の筋と神経
2-3 大腿内側および下腿尾側の筋と神経
2-4 後肢の皮神経,血管,およびリンパ節
2-5 後肢端(足)の動脈,静脈,および神経
2-6 蹄真皮
2-7 蹄
2-8 後肢の滑膜性関節の構造
第3章 頭
3-1 頭蓋と舌骨装置
3-2 頭蓋と歯
3-3 頭蓋,副鼻腔,および角(ツノ)
3-4 頭部表層の静脈,顔面神経(第七脳神経),および顔面の筋
3-5 三叉神経(V3 およびV2),咀嚼筋,唾液腺,およびリンパ系
3-6 副眼器
3-7 眼 球
3-8 鼻と鼻腔,口腔と舌
3-9 咽頭と喉頭
3-10 頭部と頭頸部の動脈,迷走神経群(第九~第十一脳神経),および舌下神経(第十二脳神経)
第4章 中枢神経と脳神経
4-1 脳
4-2 脳神経(第一~第五脳神経)
4-3 脳神経(第六~第十二脳神経)
4-4 脊髄と自律神経系
第5章 脊柱,胸部骨格,および頸
5-1 脊柱,項靭帯,肋骨,および胸骨
5-2 頸部の筋と皮筋
5-3 深部前肢帯筋,頸部の臓器,および付随構造
第6章 胸腔
6-1 呼吸筋,肺,および胸腔
6-2 胸腔内の心臓,血管,および神経
第7章 腹壁および腹腔
7-1 腹壁
7-2 腹腔臓器の局所解剖学と体壁との位置関係
7-3 胃(第一胃,第二胃,第三胃,および第四胃)
7-4 胃の血液供給と神経支配,リンパ節と網膜
7-5 脾臓,肝臓,膵臓,およびリンパ節
7-6 腸とその血管,およびリンパ節
第8章 骨盤腔と鼡径部(尿生殖器を含む)
8-1 後肢帯と広仙結節靭帯,および恥骨と鼡径部表在の構造
8-2 鼡径部と鼡径管,鼡径靭帯,および恥骨前腱
8-3 リンパ系,副腎,および泌尿器
8-4 骨盤腔の動脈,静脈,および神経
8-5 雌の生殖器
8-6 乳房
8-7 乳房の血管,リンパ系,神経,および発生
8-8 雄の生殖器および陰?
8-9 会陰,骨盤隔膜,坐骨直腸窩,および尾
牛海綿状脳症(BSE)に関する解剖学的検討事項
特別解剖学 - 表 -
1. 筋 学
2. リンパ系
3. 末梢神経系
臨床解剖学と機能解剖学
牛の枝肉の区分に関する応用解剖学
参考文献
索引
著:Klaus-Dieter Budras、Robert E.Habel
監訳:日本獣医解剖学会
B4変型 上製 182頁
ISBN978-4-89531-046-8
2013年9月発行
定価:本体15,000円(税別)
監訳:日本獣医解剖学会
B4変型 上製 182頁
ISBN978-4-89531-046-8
2013年9月発行
定価:本体15,000円(税別)