内容
日本の伴侶動物医療における最新治療ガイドラインを網羅した大好評シリーズ第3弾!
Vol.3では、前作Vol.1、Vol.2に掲載されていなかった新規コンテンツのみを収録。特別な器具を用いずに、一般的な動物病院で行うことができる治療法を中心に、診療各科のエキスパートが最新知見とともに徹底解説。動物病院における治療の選択肢を増やすことができる内容となっている。
目次
1.分子標的薬を用いた最新の治療法とその副作用盆子原 誠(日本獣医生命科学大学)
2.猫の乳腺腫瘍の状況別内科・外科療法のアプローチ法
生川幹洋(なるかわ動物病院)
3.ハムスターの腫瘍
霍野晋吉(エキゾチックペットクリニック)
4.メチシリン耐性Staphylococcus Pseudintermedius(MRSP)に対する治療法
村山信雄(ASC(Animal Specialist Center))
5.犬のアトピー性皮膚炎の最新知見
関口麻衣子(帝京科学大学)
6.食物アレルギーの診断と治療
増田健一(理研ベンチャー 動物アレルギー検査株式会社)
7.犬と猫における潰瘍性皮膚疾患の鑑別診断
Peter J.Ihrke(California大学)
8.バイオフィルム(難治性細菌感染症)へのアプローチ
~抗菌剤の新たな感受性検査「最小バイオフィルム撲滅濃度」の測定~
荒井延明(スペクトラム ラボ ジャパン株式会社)
9.犬と猫の犬糸状虫感染の診断・治療・予防に関する新たな情報
佐伯英治(サエキベテリナリィ・サイエンス)
10.犬と猫の予防医療について
~2010年版世界小動物獣医師会ワクチンガイドラインをめぐって~
栗田吾郎(栗田動物病院)
11.鼻腔内腫瘍への外科治療と放射線治療の実際
藤田道郎(日本獣医生命科学大学)
12.胸腔内疾患の外科治療
進 学之(ネオベッツVRセンター)
13.犬と猫の心筋症
上地正実(日本大学)
14.犬の僧房弁閉鎖不全症の内科治療
佐藤 浩(獣医総合診療サポート)
15.猫のIBDと消化器型リンパ腫の鑑別
Stanley Marks(California大学)
16.腹腔鏡を用いた治療法
鳥巣至道(宮崎大学)
17.消化器症状を治療する際の薬剤選択
~モサプリドについて~
笠次良宣(かさなみ動物病院)
18.犬と猫の糖尿病:新しいインスリン療法
石田卓夫(赤坂動物病院)
19.犬の甲状腺機能低下症
竹内和義(たけうち動物病院)
20.糖尿病性ケトアシドーシスの治療
竹内和義(たけうち動物病院)
21.てんかんの治療 ~Antiepileptic therapy ~
渡辺直之(渡辺動物病院)
22.犬でみられる後肢の疾患に対しての外科的アプローチ
~前十字靭帯断裂,レッグペルテス~
柴田光啓、相川 武(相川動物医療センター)
23.骨関節症の治療
林 慶(California大学)
24.緑内障の治療
安部勝裕(アニマルアイケア東京・安部動物病院)
25.犬の角膜疾患の治療
小野 啓(パル動物病院)
26.歯科治療に必要な口腔内X線の基礎
~抜歯の時は口腔内X線を撮りましょう!~
戸田 功(とだ動物病院 小動物歯科)
27.動物の常同障害の診断と治療
入交眞巳(北里大学)
28.再生医療の現状
~脊髄・骨・皮膚は再生できる~
岸上義弘(岸上獣医科病院)
29.獣医療における再生医療
~自病院で再生医療(細胞治療)を行うために~
岡田邦彦、久保雄昭(株式会社J-ARM)
30.獣医療における再生医療
自己活性化リンパ球移入療法(活性化リンパ球療法)~
岡田邦彦、久保雄昭(株式会社J-ARM)
31.犬と猫における周術期のペインコントロール
枝村一弥(日本大学)
32.包帯法の基礎と応用
山本剛和(動物病院エル・ファーロ)
33.高齢動物のケア
九鬼正己(JOY動物病院)
監修:石田 卓夫
A4判 432頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-031-4
2012年10月発行
定価:本体10,000円(税別)
A4判 432頁 オールカラー
ISBN978-4-89531-031-4
2012年10月発行
定価:本体10,000円(税別)
臓器・疾患別最新の治療法33