内容
270点ものイラストで蹄病の発生機序、発病要因そして削蹄法についてわかりやすく解説。本書は臨床獣医学の専門家により初めて記された体系的な牛の護蹄法の書であり、酪農現場で起こる差し迫った問題に応えている。目次
第1章 蹄の構造と機能蹄の機能
蹄鞘とその負重機能
保護作用と蹄底の厚さ
内部構造と負重機能
内蹄と外蹄の相違
後肢の肢勢
前肢の蹄
第2章 知覚部の疾病
この疾病は牛群の問題である
皮膚の構造
趾間皮膚炎
蹄葉炎
趾間フレグモーネ(趾間腐爛)
趾のその他の異常
蹄病の相互関係
第3章 削蹄
削蹄の目的と可能性
削蹄の作業
検査
後肢の蹄の作業手順
跛行
平蹄
趾間皮膚の過形成
肢勢
前肢の蹄
角質の病変の治療
削蹄後の処置
予防的削蹄
治療の要約
蹄刀の研ぎ方
第4章 蹄浴
蹄球びらんを防ぐための注意
ホルマリン
蹄浴槽の使用法
第5章 栄養
疾病および蹄葉炎
蹄葉炎の予防
第6章 舎飼
舎飼の条件
調整期および危険期
第7章 品種改良
蹄の質―遺伝
品種改良と蹄
蹄の特徴
跛行の原因の遺伝性
品種間の相違
結論
著:E.T.Raven
監訳:幡谷 正明
A4判 132頁
ISBN978-4-88500-403-2
1990年10月発行
定価:本体6,000円(税別)
監訳:幡谷 正明
A4判 132頁
ISBN978-4-88500-403-2
1990年10月発行
定価:本体6,000円(税別)